ホワイトボードの種類にはどんなものがあるの?。

ビジネスシーンには書かせないホワイトボード。最近では、小型のものを自宅に置いている、という人も少なくありません。
会議の際のメモとしても、外出前のチェックリストとしても使えるので、かなり重宝してますね。一口にホワイトボードと言っても、さまざまなものがありますホワイトボードの
種類と聞いて大抵の人が思い浮かべるのは無地の「壁掛け」か「脚付き」でしょうが、もちろんその二つで全部、
というわけではありません。

形状だけでなく、素材や用途などで分ければ、その種類はさまざま。今回は、いろいろな観点からホワイトボードを分類し、どんなものがあるか整理していきたいと思います。

素材による分類

そもそもホワイトボードの板面は何でできているか。そんな疑問を持ったことがある人もいるのではないでしょうか?

磁石もくっつくし。でも磁石っぽくはないし……。あの板面は何でできているか。その答えは、実は3つあります。

 安価なホワイトボードのリスク

※外国(東南アジア)製のスチールボードの場合、劣化のスピードが驚く程早かったり、水拭きしただけでも消えにくくなる事もあります。使われている塗料が国内産の物とランクが根本的に違うのが原因のひとつです。 ※一般的には、中国製スチールボード(アクリル塗装)国内製スチールボード(ウレタン塗装)となっている場合が多いようです。ウレタンの方が塗料の種別として上位になります。 




    量販店のホワイトボードや、中国から輸入した安いホワイトボードは、値段的に考えても、消耗品という認識で使った方がいいかもしれませんね。
    長く使っていく予定があるのであれば、おそらく何度も買い換える必要が出てくるので、最初からしっかりとしたものを購入した方がいいと思います。


    必ずしも、「安い=お得」とは限らない、ということです.....................................

一般的なのは、鋼鉄(スチール)ですね。

表面が白いのは、塗装をしているからです。白いのは表面だけで中身はスチールの銀色をしています。市販のホワイトボードのほとんどはスチール製のものですね。磁石がくっつくので、
マグネットでメモなどを貼り付けておくこともできて、便利ですね。また、ホワイトボードにはアルミ製のものと、ホーロー製のものがあります。

アルミ

アルミは軽いので、スチール製のホワイトボードはより持ち運びしやすいというメリットがあります。壁掛け式の場合は、やはり軽い分画鋲などの簡単な留め具で吊るすことができて便利ですね。
でもメリットだらかけかというとそういうわけでもなくて、
素材の関係上、磁石が付かないという大きなデメ
リットも持っています。

ホーロー

ホーローとは、金属板の上にガラス質の釉(うわぐすり)を焼き付けたもののことを言います。
英語で言うとenamel(エナメル)ですね。こちらの呼び方の方がイメージしやすいのではないでしょうか。
ホーローのホワイトボードは表面がとても硬いので、強くこすっても傷つきにくく、スチールに比べはるかに耐久性が高いです。オフィスなど使用頻度が高くなることが予想される場所では、
スチールよりも優先されて選ばれますね肌触りもいいのでクリーナーで簡単に掃除することができます。
ただ、いろいろと優れた素材である分、スチールよりもやや値段が張ります。
でも長い目で見ればお得です。


板面による分類

ホワイトボードには片面のものと両面のものがあります。片面のものは壁掛けに多く、両面のものは脚付きに多いです。
両面は書ける量が片面の倍なので、壁に完全に取り付けてしまう予定でなければ、
可能な限り両面のものを選んでいきたいですね。

また、ホワイトボードには板面にあらかじめ罫線が引かれているものがあります。皆さんも、職場の事務所などで一度は見たことがあるのではないでしょうか。
主に日時やイベントなどを書いて、スケジュール表として使われていますね。

罫線が引かれているタイプにはあらかじめ「週予定」「月予定」「行動予定」などと記載されたものがあります。
行動予定とは主に「在社/不在」の管理や「行き先」や「帰社する時間」などを書いておくためのものです。

形状による分類

ホワイトボードは形状によりさまざまなものに分類されます。

壁掛け

上部に紐が付いていて壁に吊るせるタイプのものです。比較的安価で、簡単な作りのものであればドンキホーテなどにも売っています。

壁設置

こちらは壁にかけるのではなく、完全に取り付けてしまうもの。
大学の教室などに多いですね。上で紹介した罫線が引かれたタイプのものの多くも、この壁設置タイプです。

脚付き

学習塾やオフィスなどに置かれているものですね。
脚にキャスターが付いているので、引っ張って移動させることができます。片面と両面のものがあり(片面のものは滅多に見かけませんね)、両面のものは
簡単な機構によって裏表をクルッと切り替えることができます。